簡単5ステップ!MEO対策のやり方と注意点
「MEO対策って何?」
「MEO対策のやり方を知りたい」
「MEO対策で集客できるの?」
このようなMEO対策に関する疑問をお持ちのご担当者の方に向けて、本記事ではMEO対策の基本的な知識や具体的なやり方について詳しく解説いたします。
- 目次
MEO対策の基本情報
MEO対策の基本情報について、下記3つの観点から分かりやすく解説します。
- MEO対策とSEO対策の違い
- MEO対策の費用
- MEO対策のメリットとデメリット
MEO対策とSEO対策の違い
MEO対策とは、Googleマップ上に登録した自店舗の情報を検索結果の上位に表示させるために行う施策です。
具体的な施策としては、Googleビジネスプロフィールの充実やNAP情報の統一などがあります。
一方のSEO対策とは、GoogleやYahoo!の検索エンジンの検索結果の上位に表示させるための施策です。
具体的な施策としては「被リンクを獲得する」「ユーザーニーズの高いコンテンツを配信する」などがあります。
上記の通り、MEO対策とSEO対策の大きな違いは「どこの検索結果で上位表示を目指すか」という点です。下記の画像をご覧ください。
MEO対策では赤枠部分で、SEO対策は青枠部分で上位表示化を目指します。
MEO対策の費用
MEO対策は基本的に無料で実施できます。
SEO対策をゼロからはじめる場合は、サイト改修や記事コンテンツ制作などでコストがかかりますが、MEO対策では初期費用がかかりません。
ただし、外注してMEO対策をする場合は、SEO対策と同様にコストがかかります。
MEO対策のメリット・デメリット
MEO対策のメリットは下記の通りです。
- SEO対策より安価な費用ではじめられる
- ゼロからはじめる際は効果を実感しやすい
- 顕在顧客にアプローチできるため来店につながりやすい
一方のデメリットは下記の通りです。
- 効果を得づらい業種がある
- ネガティブな口コミをもらうこともある
- 効果を得るためには定期的な更新をする必要がある
MEO対策は、低コストではじめられる施策でありながら、高い集客効果を得やすいマーケティング施策ですが、デメリットもあります。
MEO対策を実施する店舗が増えている3つの理由
MEO対策を実施する店舗が増えている理由は次の通りです。
- 無料でスタートできる
- 来店につながりやすい
- 競合が少ない
MEO対策を実施する店舗が急増している理由を詳しく見てみましょう。
無料でスタートできる
MEO対策は、初期設定から実施まですべて無料で行うことができます。
Googleマップ上に登録した情報から来店があったとしても費用は発生しません。
しかし、知識ゼロの状態から集客につなげる場合、費用はかかりませんが集客までに時間がかかることがあります。
集客につなげるとなると、専門知識も必要になってくるためです。
そのため、できるだけ早く集客効果を得て来店につなげたい方には、外部発注の検討をおすすめします。
業者によって費用は異なりますが、3~6万前後で依頼することも可能です。
来店につながりやすい
MEO対策は、顕在顧客(ニーズが明確なユーザー)にリーチできる施策であるため、来店率が上がりやすいです。
Googleマップを使用する際は誰しもが「○○に行きたい」「○○を探したい」という明確なニーズを持っています。そんなユーザーに自店舗の情報を上位表示できれば来店につながりやすいのは明白です。
また、Googleマップ上には商品やサービスの説明文や画像や営業時間なども表示できるため、ユーザーの来店意欲を高めることも可能です。
こういった理由からMEO対策の実施は、来店率に直結するといわれており、多くの店舗が取り入れています。
競合が少ない
MEO対策を実施している店舗は増えていますが、まだまだ対策を進めていない店舗も多いです。
そのため、今から実施すればまだ競合が少なく、集客効果を得やすいというメリットがあります。
また、業種によってはスタートから1週間程度で効果を実感できるケースもあるため、いずれにしても早めに対策を進めたほうがよいでしょう。
具体的なMEO対策のやり方については以下で解説していきます。
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MEO対策のやり方を5ステップで解説
以下では、MEO対策のやり方を次の5ステップで解説します。
- Googleビジネスプロフィールに登録
- Googleビジネスプロフィールに情報を追加
- インターネット上の媒体で露出を増やす
- 口コミを増やす
- 順位や競合の傾向を分析する
ステップごとに詳しく解説します。
Googleビジネスプロフィールに登録
まずはGoogleビジネスプロフィールに自店舗の情報を登録します。
Googleビジネスプロフィールに登録することで、Google検索やGoogleマップの検索結果に自店舗の情報を表示することが可能です。
すでにGoogleビジネスプロフィールを登録している方は、最初のステップはできているので次のステップに進みましょう。
Googleビジネスプロフィールに情報を追加
Googleビジネスプロフィールへの登録が完了した後は、プロフィール上に情報を追加しましょう。
プロフィール上の情報を充実させることは、MEO対策の第一歩になります。
MEO対策を進めるうえで重要なのはユーザーとの関連性を上げることです。検索したユーザーと店舗情報の関連性が高ければ優先的に表示されやすくなります。
関連性を上げるためには、ビジネスプロフィールを充実させ、ユーザーとの接点になるポイントを作っておくことが大切です。
具体的には、下記の赤枠部分で記入できる項目をすべて埋めましょう。
項目をたくさん埋めておくことでユーザーとの関連性が生まれやすくなるため、上位表示につながりやすくなります。
インターネット上の媒体で露出を増やす
インターネット上の媒体で露出を増やすことで、検索結果の上位に表示されやすくなり、来店率向上につながります。
なぜなら、インターネット上の媒体で店舗を紹介されたり、言及されたりすることで、Googleが上位表示する際の要素として重視している視認性をアップできるためです。
視認性とは、ビジネスがどれだけ多くの人に知られているかを指します。
つまり、インターネット上のたくさんの媒体に取り上げられている店舗は、Googleから視認性が高いと判断され、上位表示されやすくなるのです。
これについてはGoogleの公式ページで解説されています。
外部サイト:Google のローカル検索結果のランキングを改善する方法
インターネット上であればよいため、自社のオウンドメディアやX(旧Twitter)、InstagramといったSNSでも効果が見込めます。ただし、「店舗名」「住所」といった情報は、半角・全角なども含め、どこのサイトでも統一しておくことが大切です。同じ店舗の情報であっても、記載方法が違うとGoogleから同じ店舗だと認識してもらえないため注意しておきましょう。
▼所在地は赤枠部分の部分で統一しよう(全サイト)
口コミを増やす
良い口コミを増やすことで視認性が上がるため、掲載順位の向上につなげることが可能です。
競合よりも多くの口コミを集めるためには、意図的な施策を講じる必要があります。
たとえば、ユーザーが見えやすいところにポップを設置したり、口頭で口コミの投稿を促したりするなどの施策がおすすめです。
また、ユーザーの口コミはGoogleマップを見たユーザーが情報収集する際にも役立つため、顧客満足度の向上にもつながります。
ただし、クーポンや特典と引き換えに口コミをしてもらう行為はGoogleガイドラインにより禁じられているため注意しておきましょう。
順位や競合の傾向を分析する
順位や競合の傾向を分析し、改善を続けることで効率的に上位表示化を狙えます。
たとえば、MEO対策を実施した後の順位が下がっていた場合、実施したMEO対策が適切でなかったと判断できます。
こういったテストを何度も繰り返すことで、MEO対策の精度が上がり、掲載順位の上位化がしやすくなるのです。
また、競合のチェックも欠かせません。競合のビジネスプロフィールや投稿画像などを日ごろからチェックしていると、効果的なMEO対策を発見できる可能性があるためです。
日ごろから順位をチェックし、無駄のないMEO対策を実施しましょう。
来店率を高めるのに重要な3つのコツ
来店率を高めるのに重要な5つのコツは次の通りです。
- 必ず口コミに返信する
- 店舗の雰囲気や内装が伝わる写真を公開
- 商品項目を設定する
ただGoogleマップに記載した情報を見てもらうだけでは来店につながりません。
ユーザーがお店に行きたくなるような情報やコンテンツを掲載する必要があるためです。
では、どういった情報をどのように掲載すればよいのでしょうか。
以下にて詳しく見ていきましょう。
必ず口コミに返信する
口コミには必ず返信しましょう。
返信することで投稿をしたユーザーはもちろん、Googleマップを見たユーザーにも良い印象を与えられます。
また、ネガティブな口コミに対しても返信することが大切です。ネガティブな口コミを見たユーザーは店舗に対してもマイナスなイメージを持ってしまうため、来店率の低下につながる可能性があります。
そのため、ネガティブな口コミがきた際は、反論をしたりせずに従業員への指導徹底や再発防止への努力といった誠意のある返信を心がけることが大切です。
もちろん、評価を受け止めることも大切なので二度と同じような口コミがこないように防止策を実施することも重要になります。
口コミを投稿したユーザーは返信をすることができないため、こちらからの返信で終わらせることができます。
店舗の雰囲気や内装が伝わる写真を公開
Googleビジネスプロフィールには、店舗の雰囲気や内装が伝わる写真を設定できます。
さまざまな写真を公開できますが、飲食店や美容室などの場合、内装の写真はとくに重要視されます。
そのため写真は多ければ多いほどよいので、30枚程度は公開したいです。店舗が大きくない場合でも最低10枚は公開しましょう。
ただし、公開する写真は適当に選ばず、お店に行こうか迷っているユーザーが見たくなるような写真を選択することが大切です。
たとえば居酒屋の場合、個室の広さが伝わる写真や店内の雰囲気が伝わる写真などが好まれます。
昼と夜で店内の雰囲気を変えている場合は、どちらの写真も公開しましょう。
店舗外観の写真があれば店の前で迷子になるユーザーも減るため、公開したおくことをおすすめします。
このように、Googleマップ上で公開する写真は、ユーザー目線に立って選択することが大切です。
商品項目を設定する
Googleビジネスプロフィールには、店舗の商品を掲載することも可能です。
公開の方法も簡単で、自店舗の名前をGoogleで検索して「プロフィール編集」→「商品」→「商品を追加」の順に選択するだけです。
商品の写真、商品名、価格の設定などもできます。
公開した写真はGoogleマップ上に表示されるため、来店を迷っている人の後押しにもつながるでしょう。
また、新商品を出した際は、すぐに商品欄に投稿するなどして定期的な更新を心がけることが大切です。
ユーザーに混乱を与えないよう、ラインナップはすでに最新の状態にしておきましょう。
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まとめ
ここまで、MEO対策の基本的な知識や具体的なやり方について詳しく解説しました。
5つのステップとコツをしっかりと覚えて、お客様と向き合いながら定期的にGoogleビジネスプロフィールを更新することが大切です。
基本的なことがしっかりとできるようになり、次のステージに進むと専門性の高い知識も必要になるので、一度専門家に相談してみても良いかもしれません。
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