Googleビジネスプロフィールのオーナー権限が乗っ取られた!対処方法を徹底解説
「Googleビジネスプロフィールのオーナー権限ってそもそも何?」
「Googleビジネスプロフィールのアカウントが乗っ取られた場合の対処方法は?」
「Googleビジネスプロフィールのオーナー権限のリクエスト方法がわからない」
Googleビジネスプロフィールを運用する上で、上記のようなお悩みを抱えている方は少なくないのではないでしょうか。
Googleビジネスプロフィールのオーナー権限の詳細からオーナー権限のリクエスト方法について詳しく解説いたします。
ビジネスプロフィールのアカウントが乗っ取られたり、前任の担当者がオーナー権限を所有して退職してしまったなどの場合に利用するべき方法なので、Googleビジネスプロフィールの運用担当者はあらかじめ理解しておく必要があります。
- 目次
Googleビジネスプロフィールのオーナー権限とは?
Googleビジネスプロフィールのオーナー権限とは、ビジネスプロフィール上の管理権限のことを指します。
オーナー権限を所有することで、ビジネスプロフィール上のすべての編集・管理ができ、さらに、アカウントの削除や新しいユーザーの追加などの設定も可能です。
Googleビジネスプロフィールの管理権限の詳細や付与する方法については、過去の記事で紹介しているのでぜひ参考にしてください。
Googleビジネスプロフィールの管理者権限の付与方法を解説
Googleビジネスプロフィールのオーナー権限をリクエストするケース
オーナー権限をリクエストしなければならないのかという疑問を持たれている方のために以下では、オーナー権限をリクエストする場面についてご紹介します。
メールアドレスとパスワードがわからない
オーナー権限をリクエストすべきケース1つ目は、「メールアドレスやログインパスワードがわからない」といった時です。
Googleビジネスプロフィールにログインする際に、メールアドレスやログインパスワードを入力する必要がありますが、こちらがわからないとビジネスプロフィールの編集や管理を行うことができません。
ログインがわからないといった場合は、すぐにオーナー権限のリクエストをするようにしましょう。
アカウントが乗っ取られた可能性がある
オーナー権限をリクエストすべきケース2つ目は、「アカウントが乗っ取られた」ときです。
Googleビジネスプロフィールを長い間放置していたりすると「ログインができなくなった」「ビジネスプロフィール上の掲載情報が変更されている」といったいわゆるアカウントの乗っ取りにあうことがあります。
アカウントが乗っ取られてしまうと、第三者から故意に閉業や臨時休業マークがつけられたり、ありもしない情報を投稿されたりと店舗の信頼度を下げられるような行動を取られてしまう可能性があります。
アカウントが乗っ取られたとわかったらすぐにオーナー権限をリクエストしてログイン情報を変更するようにしましょう。
前の担当がオーナー権限を持ったまま退職
オーナー権限をリクエストすべきケース3つ目は、「前任の担当者がオーナー権限を持って退職した」ときです。こちらはよく起こるケースです。
オーナー権限がないと、ビジネスプロフィールの権限を付与する権利(ユーザー追加)がないため運用において色々と不便です。
オーナー権限を持っている人に連絡が取れなかったりする場合は、すぐにオーナー権限のリクエストを行い権限を変更するようにしましょう。
オーナー権限を所有するメリット
ここまで、オーナー権限の概要からオーナー権限をリクエストすべきシーンについて解説しました。
つづいて、オーナー権限を所有すべきメリットについて解説します。
店舗集客が期待できる
オーナー権限を所有すべきメリット1つ目は「店舗への来店が期待できる」です。
Googleビジネスプロフィールのオーナー権限を持つと、ビジネスプロフィールの項目全てを編集することができます。
例えば、店舗の基情報の編集から「商品やサービスの登録」や「インサイト分析」「口コミに対する返信」など多岐にわたる機能を編集できます。
それら機能をうまく設定・運用をすることでユーザーへの店舗来店のアクションや購入などにつながりやすくなります。
信頼性が向上する
オーナー権限を所有すべきメリット2つ目は、「ユーザーの信頼度が向上する」です。
Googleビジネスプロフィールの仕様上、第三者からのアカウントが勝手に作成されることは少なくありません、そのため、運用が行われずただ存在しているケースも多いです。
オーナー権限を所有して定期的に情報を更新している場合は、ユーザーからの店舗が実在していると認識させることができるので店舗への信頼向上につながります。
MEO対策になる
オーナー権限を所有すべきメリットの最後は、「MEO対策になる」です。
オーナーの権限とGoogleビジネスプロフィールの検索表示の関連性は密接な関係にあります。
こちらは、Googleの公式サイトでも公表しています。
特定のGoogleビジネスプロフィールに「オーナー権限」が所有されていないと掲載結果に大きく影響を及ぼすので、オーナー権限の取得は必ず行っておきましょう。
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オーナー権限をリクエストする方法
以下では、実際にオーナー権限をリクエストする方法について解説します。
①リクエストを送る対象のビジネス店舗を検索
②右にあるメニューマークから「ビジネスオーナーですか?」を選択
※詳細タブにも「ビジネスオーナーですか?」の表示があるのでどちらかを選択してください。
③「アクセス権限をリクエスト」をクリック
現在、オーナー権限のあるメールアドレスの最初2文字と@マーク後ろの情報が表示されます。(例:na…….@gmai.com)
最初の2文字のメールアドレスに心当たりがある場合は、「アクセス権限をリクエスト」をクリックしてください
④リクエストフォームの入力
1.「アクセスレベルを選択」では、「オーナー権限」を選択してください。
2.「ビジネスとの関係を選択してください」では、以下のように項目を記入してください
2-1.関係 → 代理店もしくは従業員、オーナーどちらかを選択
2-2.担当者名 → 文字通り担当者名を記入
※相手に伝わりやすいように部署名も含めて記入しましょう
2-3.電話番号 → 対応可能な電話番号を記入
⑤「送信」して完了
すべて記入が終わったら、「送信」ボタンを押して完了です。
オーナー権限をリクエスト後の対応
オーナー権限をリクエストしても返信や返答がない場合どのような対応になるのでしょうか?
以下では、「承認」「拒否」「無視」の3つのパターンの対応方法をご紹介します。
「承認」された場合
オーナー権限がリクエストされた後、リクエスト元に承認メールが届きます。
オーナー所有者は、メールの中の「オーナー権限を譲渡」のチェック欄にチェックを入れて「送信」すると、リクエスト側に承認メールが届きます。
承認メールが届いた段階で自動的にオーナー権限が付与され、Googleビジネスプロフィールの管理・編集が行えるようになります。
「拒否」された場合
オーナー権限リクエストの承認メールが届いた後に、オーナー所有者は「承認しない」「拒否理由」を明記することで承認を拒否することができます。
リクエスト側として、万が一リクエストが拒否されたとしても、Googleに「異議を申し立てる」を選択することでオーナー権限を所有することができます。
拒否をされた場合は、Googleに問い合わせてみましょう。
「無視」された場合
オーナー権限のリクエストを送信した後、7日間が経過しても承認や拒否などの返信がない場合はオーナー権限を取得することができます。
知らないアカウントからリクエストが届いた場合
こちらはリクエストを受ける側としての注意点をご紹介します。
Googleビジネスプロフィールを運用していると、知らないアカウントからリクエストが届くケースがあります。
以下では、もし知らないアカウントからリクエストがきた場合の対処方法について解説します。
知らないアカウントからリクエストがきた場合の対処方法は以下2つです。
①「リクエストの審査」を選択
②「リクエスト」を拒否する
それぞれ解説していきます。
「リクエストの審査」を選択
リクエスト承認がメールでとどいたら「リクエストの審査」のボタンが表示されるのでそちらをクリックしてください。
「リクエスト」の拒否をする
前述でも触れていますが、オーナー権限へのリクエストが届いた場合、「オーナー権限を譲渡する」と「承認しない」のどちらかを選択できます。
身に覚えのないリクエストが届いたら「承認しない」を選択して「拒否理由」に「見覚えのないアカウントのため」と記載するようにしましょう。
「放置」「無視」は必ず避けてください。
申請から7日間がすぎるとオーナー権限がリクエストしたユーザーに譲渡されるためアカウントが乗っ取られる可能性があります。
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まとめ
Googleビジネスプロフィールを運用するにあたって以下のような問題が発生した場合は、オーナー権限のリクエストをぜひ行ってみてください
「アカウントが乗っ取られた」
「前任の担当者がオーナー権限を所有したまま退職した」
「Googleビジネスプロフィールのログイン情報がわからなくなった」
また、最近ではオーナー権限のリクエストによるアカウントの乗っ取りが多発しています。
オーナー権限のリクエストをされた側として、リクエスト元が身の覚えのないアカウントであれば承認拒否をすることができるので直ちに対応を行いましょう。
承認されたリクエストに対して「放置」をしてしまうと自動的にオーナー権限がリクエスト側にわたってしまう可能性があるので拒否申請は必ず行ってください。
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