【飲食店様向け】X(旧Twitter)で集客力をあげる7つのポイント
「飲食店はX(旧Twitter)で集客するべき?」
「X(旧Twitter)で集客って具体的にどうするの?」
このようにX(旧Twitter)を活用した集客に関するお悩みを抱えている飲食店様は多いのではないでしょうか?
これらのお悩みを解決するため、本記事ではX(旧Twitter)の特徴や集客のメリットなどについて詳しく解説いたします。
- 目次
飲食店オーナーが知っておきたいX(旧Twitter)の基本情報
以下では、飲食店オーナーが知っておきたいX(旧Twitter)の基本情報について解説します。
- X(旧Twitter)の特徴
- X(旧Twitter)の利用者層
この2つの観点で見てみましょう。
X(旧Twitter)の特徴
X(旧Twitter)最大の特徴は、拡散力の高さです。
一つの投稿がバズれば数十万~数百万ものインプレッション数(表示回数)が見込めるため、大幅な認知拡大につながります。
また、画像や動画をメインとするInstagramに対し、X(旧Twitter)はテキストをメインとしたSNSであるため、文章での訴求効果も見込めるでしょう。
さらに、X(旧Twitter)は日本のユーザーも非常に多いため、集客の際に活用するツールとして申し分ありません。
X(旧Twitter)の利用者層
【引用】令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査-財務省
上記、財務省が2022年に公表したデータによるとX(旧Twitter)は10代で67.4%、20代で78.6%、30代で57.9%と非常に高い利用者率を誇っています。
10代、20代ではInstagramと並び、30代ではInstagramよりも約1%高いという結果になっています。
また、男性ユーザーの利用者率は、LINEを除く全SNSの中で最も高いです。
このことから、10~30代のユーザー(特に男性)をターゲットにする飲食店は、X(旧Twitter)の活用が効果的であると言えるでしょう。
飲食店がX(旧Twitter)集客をするメリットとデメリット
以下では、飲食店がX(旧Twitter)集客をする際のメリットとデメリットを紹介します。
メリット
飲食店がX(旧Twitter)集客をするメリットは次の通りです。
- 拡散されやすい
- 双方向なやり取りができる
やはり、X(旧Twitter)集客のもっとも大きなメリットは拡散されやすいという点です。
X(旧Twitter)には、ハッシュタグという機能があります。ハッシュタグを投稿に記載することで、そのハッシュタグを検索したユーザーにアプローチすることが可能です。
人気の高い(よく検索されている)ハッシュタグを記載すれば、それだけで数千~数万のインプレッションが見込めます。
また、投稿に共感したり同調したりしてもらえればリツイートしてもらえるため、さらに多くのユーザーに投稿を見てもらえるでしょう。
一度にたくさんリツイートされると急速に認知拡大が進むため、数時間にして数万人もの人に店舗を知ってもらえる可能性があります。
さらにX(旧Twitter)には、リプライ機能やDM機能があるため、ユーザーと双方向なやり取りをすることが可能です。やり取りを重ねて信頼関係を築くことができれば、何度も繰り返し来店してくれるロイヤルカスタマーの育成にもつながります。
デメリット
一方のデメリットは次の通りです。
- 基本X(旧Twitter)ユーザーにしかリーチできない
- 炎上のリスクがある
X(旧Twitter)で発信した情報は、GoogleやYahoo!で表示させることがほとんどないため、基本的にX(旧Twitter)ユーザーにしかリーチできません。
とはいえ、日本におけるX(旧Twitter)の月間利用者は4,500万人と非常に多いため、十分なリーチ数が見込めます。
また、拡散性の高さはメリットでもある反面、炎上のリスクがあるというデメリットでもあります。
一度の炎上で大きな損害を被る可能性もあるでしょう。とはいえ、炎上は対策することでリスクを最小限に押さえることが可能です。
炎上対策について後述しますのでぜひ参考にしてください。
【飲食店】X(旧Twitter)集客の始め方
飲食店がX(旧Twitter)集客を始める際の手順は次の通りです。
1.アカウントを作成する
2.プロフィールを設定する
3.X(旧Twitter)プロに登録する
4.運用を開始する
手順ごとに解説していきます。
1.アカウントを作成する
まずは下記の手順でアカウントを作成します。
1.X(旧Twitter)のトップページにアクセス
2.アカウントを作成
3.必要事項を記入する
アカウント作成の際はGoogleかApple、いずれかのアカウントをもっていればスムーズに登録できます。電話番号でも可能です。
また、登録名は本名ではなく店舗名で問題ありません。
2.プロフィールを設定する
アカウントを作成したら、次にプロフィールを設定します。
ユーザーは、トップ画像やプロフィール文を見てフォローするか、来店するかなどを決めるため慎重に設定しましょう。
設定のポイントは次の通りです。
- 記入できる項目はすべて埋める
- 見やすい写真を使う
- どういった店舗なのかを簡潔に伝える
設定後の修正も可能なため、ユーザーの反応を見ながら随時更新していくとよいでしょう。
3.X(旧Twitter)プロに登録する
X(旧Twitter)には、ビジネスで利用する人用に「X(旧Twitter) Pro」というバージョンが用意されています。
無料での利用が可能ですが、下記の条件を満たしていなければなりません。
- 利用者規約を遵守している
- プロフィール項目をすべて設定済み
- プロフィールの個人情報が認証済み
4.運用を開始する
Proへの移行が完了したら運用を開始しましょう。
とくに難しい操作はないため、初めてでも問題なく利用できるはずです。
運用を開始したら同業の他店舗を探し、どういった運営をしているか確認しましょう。
どんな内容の投稿が拡散されているか、どれくらいの頻度で投稿しているかなど、参考になる点は多いです。
飲食店がX(旧Twitter)集客する際のコツ7選
飲食店がX(旧Twitter)集客する際に押さえておきたいコツは次の通りです。
1.投稿内容の質を上げる
2.定期的にツイートする
3.炎上対策をしておく
4.店舗ホームページにリンクさせる
5.X(旧Twitter)限定クーポンを発行する
6.店舗内の雰囲気を伝える
7.おすすめの商品や料理を投稿する
X(旧Twitter)による集客効果を最大化したい人はぜひ参考にしてください。
1.投稿内容の質を上げる
投稿内容の質を上げることで、ユーザーに有益なアカウントだと思ってもらえるようになるため、フォローされやすくなります。
投稿の質を上げるコツは次の通りです。
- 写真や動画をなるべく多く使う
- 堅い情報だけでなくユーモアのある発信も行う
- 反応の良かったツイートを分析して次の投稿に活かす
写真や動画を投稿することでユーザーからの興味関心を引くことが可能です。
また、X(旧Twitter)からも質の高い投稿として認識されるため、おすすめの投稿としてフォロワー以外にも表示されやすくなります。
2.定期的にツイートする
定期的にツイートすることで、フォロワーの来店意欲を煽ることが可能です。
またX(旧Twitter)からもアクティブなアカウントだと認識されるため、他ユーザーに表示されやすくなります。
忙しくて投稿が難しい際は、店舗名でエゴサーチし、良いコメントにいいねやリツイートをしましょう。
反応をもらったユーザーは店舗に良い印象をもってもらいやすくなるため、再来店やフォローなどにつながります。
3.炎上対策をしておく
炎上してしまった時のことを考え、事前に対策を考えておくことはとても大切です。
まず注意しておきたいのは、勢いで投稿しないことです。投稿する前には必ずひと呼吸おき、「誤解を与える内容になってないか」「読み手が不快感を覚える内容になってないか」といった点を確認してください。
また、炎上対策として二重チェック体制を作っておくのも効果的です。投稿する前に必ず誰かにチェックしてもらい、投稿するといったルールを作ってもよいでしょう。
二重チェック体制にしておくことで、誤字脱字がないかの確認にもなります。
4.店舗ホームページにリンクさせる
店舗のホームページがある場合はX(旧Twitter)とリンクさせておきましょう。
X(旧Twitter)プロフィールの設定により簡単にリンクできます。
ホームページとリンクしておけば、投稿経由でホームページに誘導することが可能です。予約フォームを貼っておけば、予約にもつながります。
また、X(旧Twitter)からの流入数が増えればホームページの評価も上がるため、GoogleやYahoo!経由での予約も増えやすくなるでしょう。
5.X(旧Twitter)限定クーポンを発行する
X(旧Twitter)限定クーポンを発行することで、フォロワーの獲得と来店率の向上につながります。
たとえば、「店舗のアカウントをフォロー」「店舗のツイートをリツイートで割引」といった方法でクーポンを発行するとよいです。
こういったお得な情報を定期的に発信することでお客さんは「お得な情報を見逃さないようにフォローしておこう」と思うためフォロワー獲得につながります。
6.店舗内の雰囲気を伝える
店舗内の雰囲気が伝わる写真や動画を投稿することでユーザーに安心感を与えられます。
とくに、一度も来店したことのないお店に抵抗感をもつお客さんには、良いアプローチになるでしょう。
昼と夜でお店の雰囲気が変わる場合は、両方の写真を投稿するとよいです。
また、店舗のスタッフや店長の人柄が伝わるような写真も安心感を与えられます。話題性もあるため、リツイートやいいねによる拡散も見込めるでしょう。
7.おすすめの商品や料理を投稿する
自信のあるおすすめの商品や料理も定期的に投稿しましょう。
投稿を見たユーザーに「美味しそう」「食べてみたい」と思ってもらえればリピートや新規来店につながります。
また投稿の際に商品名のハッシュタグを付けておけば拡散も見込めるでしょう。
【成功事例】飲食店が参考にしたいX(旧Twitter)アカウント
飲食店が参考にしたいX(旧Twitter)アカウントは次の通りです。
1.まるかつ
2.Roy to Silo
3.マクドナルド
各アカウントの参考にしたいポイントについて解説します。
1.まるかつ
まるかつ無料食堂、本日よりコソッと開店(アホな店長がまた何か始めましたので見てやってください) pic.twitter.com/z0Rh2RLFWj
— とんかつ店まるかつ奈良本店・生駒店・天理店 (@marukatsunara) May 4, 2018
まるかつは、斬新な企画や店長の人柄を全面に押し出すツイートが特徴的です。
お店のアットホームな空気感をツイートで表現することに卓越しているため、店舗の雰囲気をうまく伝えたいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
2.Roy to Silo
#RTで私を有名にしてください
— RoytoSilo🐧"復活"歌舞伎町夜パフェ屋 (@roytosilo) February 12, 2020
新宿歌舞伎町の夜パフェ屋です。
22時〜3時までしか開いてない
歌舞伎町のアットホームでディープな隠れ家的なお店です。
2週間に一度変わる季節限定のパフェを目当てに、常連さんは2週に一度は訪れるとか。
カップルで営む小さなお店。是非宜しくお願い致します。 pic.twitter.com/HvlR759g0s
Roy to Siloは、ハッシュタグの活用が上手なアカウントです。
「#RTで私を有名にしてください」というハッシュタグを用いた投稿は約4万件のリツイートを獲得しています。
また、Roy to Siloは期間限定のパフェを投稿するたびに多くのユーザーから反応を得ています。そのため、ツイートでの魅せ方を参考にしてみるとよいでしょう。
3.マクドナルド
/
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) March 17, 2023
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この投稿を引用ツイートして、「どこでもドアAR」で撮った画像をアップ頂いた方を対象に、抽選で30名様に『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』グッズをプレゼント!🥳#映画ドラえもん#どこでもドアAR#ハッピーセット
マクドナルドは数々のキャンペーン企画を実施することでフォロワーを獲得し、いまでは約566万人ものフォロワーを有しています。
効率良くフォロワー獲得や認知拡大を図りたい場合は、マクドナルドのようなキャンペーン企画を打ち出してもよいでしょう。
まとめ
X(旧Twitter)は利用者数が多く、年齢も幅広いことから集客ツールとしての利用価値が高いです。
X(旧Twitter)はキャンペーン企画や広告など、さまざまなアプローチ方法があります。
まだX(旧Twitter)集客を行っていない場合は、本記事を参考にしてぜひ始めてみてください。
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