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NAP情報とは?MEO対策で競合他社と差を付ける方法を徹底解説

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「NAP情報ってそもそもなに?」
「NAP情報ってMEO対策にどんな影響を与えるの?」
「NAP情報ってどうして重要なの?」
「NAP情報の注意すべきことって?」

上記のように、NAP情報について疑問を持っているWeb担当者の方は多いのではないでしょうか。

また、Web担当の方でも「NAP情報という名前すら聞いたことがなかった!」という人も少なくないとおもいます。

NAP情報は、「企業名」「住所」「電話番号」の3つの要素を指す用語で、自社の認知拡大や来店増加につながるMEO対策に大きな影響を与えると言われています。

そこで本記事では、NAP情報の詳細からNAP情報の必要性、注意点、NAP情報を統一させる方法について詳しく解説します。

    目次

NAP情報とは

NAP情報は、「ビジネスの名前(Name)」「住所(Address)」「電話番号(Phone number)」3つの要素のことをさします。また、NAPとは、3つの要素の頭文字を取っているためNAPと呼ばれます。

この3つの要素は、Google検索で会社情報や店舗情報を検索する際に、ローカル検索エンジンや地図アプリに表示されます。

正確なNAP情報をWeb上に掲載することで、ユーザーに正しい自社情報を伝えることができるため、MEO対策の向上が期待できます。

▽ローカル検索エンジン

▽地図アプリ(Google)

MEOとNAP情報の関係

まずMEOとは、地域性に重視したSEOのことで、特定の地域に関連したキーワードを検索した場合に、自社のビジネス情報が上位に表示される施策のことを言います。

例えば、あなたが【新宿でうなぎのお店を経営】していたとします。
Webユーザーが「新宿 うなぎ」「新宿 うなぎ おすすめ」とGoogleで検索をした際に、自社の店舗情報が検索結果の上位に掲載されるようにする施策がMEOです。

MEOには多くの手法がありますが、その中でも大きな影響を与える要素の1つに「NAP情報」があります。

Googleのアルゴリズムでは、このNAP情報がWebサイト上でしっかり統一されているか、正確な情報かどうかを判断しています。

統一性や正確性を保つことができていればGoogleから評価され、自社の情報が検索結果の上位に掲載されます。

MEOにおいてなぜNAP情報の統一性が必要なのか

ではなぜ、NAP情報には統一性や正確性が必要なのでしょうか。
具体的な必要性や統一性がないとどうなるのかについて以下で解説します。

検索エンジンの信頼性が向上する

Google検索エンジンは、NAP情報が統一されているとそのビジネス情報(店舗情報)が信憑性の高い情報だと判断します。結果、検索結果の上位に掲載してくれる可能性が高まります。

一方、ビジネス情報に統一性がないと、正しい情報が把握できなくなってしまうため、Googleからの信頼性が低下し、検索結果の順位が大幅に下がってしまうおそれがあります。

以下では、弊社のNAP情報をもとに参考例を紹介します。

▽弊社のNAP情報(東京本社の場合)
・会社名  エスエスビジネスフォーム株式会社
・住所   東京都荒川区東尾久2丁目9-12
・電話番号 03-6240-8762

▼会社名が統一されていない
・SSビジネスフォーム株式会社 ※一部英語の表記になっている
・エスエスビジネスフォーム(株)※かっこ株になっている
・エスエスビジネスフォ株式会社 ※会社名が間違えている

▼住所が統一されていない
・東京都荒川区東尾久2丁目9-12 ※数字が全角になっている
・東京都荒川区東尾久2丁目9ー12 ※ハイフンが全角になっている
・東京都荒川区東尾久2-9-12 ※丁目の表記がハイフンになっている
・東京都品川区東尾久2-9-12 ※住所が間違っている

▼電話番号が統一されていない
・03-6240-8762 ※数字が全角になっている
・03ー6240ー8762 ※ハイフンが全角になっている
・03(6240)8762 ※市外局番にかっこがはいっている
・03(6240)8763 ※電話番号が間違っている

上記のように、ちょっとした表記ミスでも検索エンジンは誤った情報だと判断してしまいます。

一語一句100%間違えないように、Web上の様々な情報を改めて見返してNAP情報が統一されているかどうか確認しましょう。

ユーザーの利便性が高まる

NAP情報が統一されている場合、ユーザー立場として正しい情報をキャッチすることができるので、お問い合わせや来店などスムーズなコミュニケーションを取ることに繋がります。

逆に、電話番号や住所が間違っているとユーザーに混乱を与えてしまい、自社ビジネスに対して信頼性が低下してしまうおそれがあります。

最悪の場合、口コミやレビューの低評価に繋がり、他のお客さんへの印象低下につながってしまう可能性があるので、正しい情報を掲載するようにしましょう。

オーナー管理の容易性が向上する

ビジネスオーナーの方は、店舗の住所や電話番号が異なるお店を複数持っている場合、NAP情報を一元管理することで作業を容易化することが期待できます。

例えば、電話番号であれば、複数の店舗ごとに電話番号を配置するのではなく1つの電話番号にまとめることで顧客からのお問い合わせ対応をしやすくしたり、顧客満足度の向上につなげることができるでしょう。

また、複数店舗を持っていて少人数で管理している場合、それぞれのWeb媒体の情報管理が非常に大変になるかと思います。そこでオススメなのが、「Yext(イエクスト)」という情報管理ツールです。

「Yext(イエクスト)」を利用することで、NAP情報を含むビジネス情報を一括で一元管理することができます。

それにより、例えば営業時間が誤っていたり電話番号が違っていたり、表記ミスがあったりをすぐに把握することができ正しい情報をつたえることができます。

ビジネス情報の管理をより簡素化したい方はぜひ「Yext(イエクスト)」という情報管理ツールを調べてみてください。

参考URL:Yext(イエクスト)https://www.yext.co.jp/

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NAP情報を統一する上での留意点

上記では、NAP情報の統一が必要な理由から統一されていないとどのような影響があるのかについて参考例も含めて紹介しました。

つづいて、NAP情報を統一する際の留意点について紹介します。
特に見落としがちな箇所をまとめているのでぜひ参考にしてください。

CASE1. 表記ミス

以下、よくある表記ミスの一例になります。

①英語表記と数字の大文字・小文字
②-ハイフン、()カッコ、スペースの記号の全角・半角
③1F、1階の階数表記
④ビルや建物名の記載の有無
⑤電話番号の()の有無
⑥株式会社、(株)、㈱

CASE2. 同じ場所で複数の事業を行っている場合の区別

同じ場所で複数の事業を運営している場合、それぞれの事業のNAP情報が異なっていることが多々見受けられます。

これらの情報を正確に区別して、NAP情報を統一しましょう!

NAP情報を統一させる方法・手順

いかがでしたでしょうか。
ここまで、NAP情報の概要からNAP情報を統一させる必要性、留意点について詳しく解説しました。

では、実際にどのようにNAP情報を統一していけば良いのでしょうか。
以下では、NAP情報を統一する実践方法の手順についてご紹介します。

STEP1. NAP情報の確認

まずは、Web上で公開している自社サイトや食べログ、Googleビジネスプロフィール、SNSなどのメディアを把握しましょう。

次に、公開中のWebメディアのNAP情報を確認し、表記ミスや記載にミスが無いか確認します。

STEP2. NAP情報の更新

公開しているWebメディアに誤りがあれば、すぐに修正や変更の更新を行いましょう。
特に更新が必要な情報には、以下のものがあります。

  • ビジネス名(企業名)
  • 住所
  • 電話番号
  • 営業時間
  • ウェブサイトURL
  • SNSアカウント

STEP3. SNSの統一

InstagramやX(旧Twitter)、Facebook、TikTokなどのSNSもNAP情報の統一に該当します。
投稿内容やプロフィール紹介、アカウント名を確認してNAP情報を統一させましょう。

STEP4. Webサイト構造とコンテンツの最適化

自社のWebサイトの構造やコンテンツの最適化を行うことで、検索エンジンにとってNAP情報を認識しやすくできます。

例えば、NAP情報を掲載する「お問い合わせ」ページを作成したり、Webサイト内のすべてのページにNAP情報を掲載したりすることでGoogleがNAP情報を迅速に把握することができます。

STEP5. 監視と更新

NAP情報は定期的に確認して更新するようにしましょう。

例えば、Googleビジネスプロフィールに掲載している情報が気づかないうちに、第三者に情報が書き換えられることがあります。

そうすると、知らないうちに検索順位が下がってしまったなんてこともあります。
「週に1~2回くらいを目安」に、定期的に正しいNAP情報が掲載されているかどうかを確認して、他社からの改ざんを防ぐようにしましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、MEO対策において重要な要素である「NAP情報」について解説しました。

NAP情報とは、「企業名」「住所」「電話番号」の3つの項目を指している用語で、GoogleはこのNAP情報が他のWebメディアでも正確かつ統一されているかどうかを判断します。

スペルや半角全角までの細かな表記ミスまでみられますが、ちゃんと一語一句間違えずに登録しておくことで検索結果の上位に表示してくれる可能性が高まります。

これからMEO対策を本腰いれて対応していきたい方やMEOの効果が最近落ちていると感じている方はぜひ本記事を参考にしてください

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