【保存版】MEO対策で上位表示するためのコツ10選
「MEO対策で上位表示させたい」
「MEO対策って具体的になにをすればいいの?」
「やってはいるが上手くいかない」
このようにMEO対策の上位表示に関するお悩みを抱えているご担当者の方は多いのではないでしょうか?
こんなお悩みを解決するため、本記事ではMEO対策の基本や上位表示につながるコツについて詳しく解説いたします。
- 目次
MEOとは
MEOとはMap Engine Optimizationの略で、マップエンジン最適化と訳されます。
MEO対策とは、Googleビジネスプロフィールに登録した店舗情報を、Googleローカル検索の検索結果上で上位表示させるための対策です。つまり、MEO対策を実施することで、以下画像の赤枠内での表示が可能となります。
画像のように「東京 美容室」と検索したユーザーに自店舗の情報が表示されることで、来店率の向上が見込めるというわけです。
海外では、地域に特化したSEO(Search Engine Optimization)であることから「ローカルSEO」と呼ばれることもありますが、日本ではMEOと呼ばれています。
MEO対策が注目されている最大の理由は「行きたい」「食べたい」など明確な購買意欲をもった顕在層にアプローチできる点です。たとえば、先ほど例に挙げた「東京 美容室」というワードを検索したユーザーは「東京の美容室で髪を切りたい」という明確なニーズを持っています。こういったユーザーへのアプローチは来店につながりやすいため、店舗は集客効果を実感しやすいのです。
そのため、MEO対策を実施して上位表示化することができれば、大幅な来店率の向上が見込めるでしょう。
MEO対策とSEO対策の違いとは?
MEO対策とSEO対策の大きな違いは、MEO対策がGoogleマップ上での検索結果を上位表示化させるための施策であるのに対し、SEO対策は検索エンジン上の検索結果でWebサイト(ページ)を上位表示化させるための施策である点です。
MEO対策では赤枠の部分を、SEO対策では青枠部分での上位表示化を目指することになります。
ポイントは、SEO対策によって上位表示が可能な青枠部分よりも、MEO対策によって上位表示が可能な赤枠部分が上に配置されているという点です。
ユーザーは上から下にスクロールさせて検索結果を見るため、WebサイトやWebページよりも早くユーザーにリーチできます。これにより、競合への流入を防ぐことが可能です。
MEO対策をするべきビジネスオーナー
MEO対策の実施には向き不向きがあります。
MEO対策に向いているのは、実店舗をもち、個人向けに商品やサービスを提供しているビジネスです。
逆に、実店舗をもたず、企業向けに商品やサービスを提供しているビジネスには向きません。
なぜなら、Googleマップを利用するユーザーは「地域名×施設名」で検索することが多いためです。そのため、実店舗をもたないビジネスの場合、Googleマップに情報を登録してもほとんど集客効果を得られません。
MEO対策を実施すべきビジネスを具体的に見てみましょう。
- 飲食店
- 美容室
- 小売店
- 病院
- カフェ
- エステ・サロン・ジム
上記ビジネスのように、対面型でお客様とコミュニケーションをとる特徴をもつビジネスはMEOの上位表示化による恩恵を受けられるため対策するべきだと言えます。
また、例外的にコインランドリーや無人販売店といったコミュニケーションをとらないビジネスでも個人向けであるため上位表示化による恩恵を受けられます。
MEOでの上位表示にはアルゴリズムの理解が必要
MEO対策により上位表示を目指すためには、まずアルゴリズムといわれる上位表示させるための仕組みの理解が必要となってきます。
キーワードとの関連性
店舗と検索地点の距離
店舗の視認性(知名度)
ここから、Googleビジネスプロフィールヘルプでも言及されている上記3つの観点から、アルゴリズムの仕組みをわかりやすく解説します。
外部サイト:Googleのローカル検索結果のランキングを改善する方法
キーワードとの関連性
ユーザーが検索したキーワードとの関連性を上げることで、上位表示化されやすくなります。
たとえば「野菜が美味しいレストラン」と検索したユーザーには、野菜について言及している(もしくはされている)関連性の高い店舗の情報が表示されます。
関連性を上げるためには、Googleビジネスプロフィールの情報に登録された内容を充実化させることが大切です。内容を充実化させることで、検索したユーザーとの接点が生まれやすくなり、関連性が高められます。
店舗と検索地点の距離
店舗とユーザーが検索した地点からの距離も上位表示化の要素になります。
たとえば、ユーザーが「美容室」「居酒屋」などのサービス名だけで検索した場合、検索地点から近い店舗が優先的に表示されます。
そのため、自店舗の所在地は番地からビル名に至るまで、正確に登録しておく必要があると言えるでしょう。
店舗の知名度
店舗の知名度が高いほど上位表示されやすくなります。
ここでいう知名度とは、多くの人が知っている場所や店舗であったり、口コミ数が多い場所や店舗などです。
また、他のサイトで紹介されたり言及されたりしている店舗や場所も上位表示されやすくなります。
つまり、多くの人に知られていない店舗であっても、コツコツと口コミを集めることで上位表示されやすくなるのです。
関連性でも重要だと述べた口コミの増やし方や管理方法については、後ほど詳しく解説します。
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MEO対策で上位表示させるための重要なコツ10選
MEOで上位表示させるための重要なコツは下記の通りです。
- NAP情報を統一する
- 英語や中国語にも対応する
- 設定したキーワードとの関連性を高める
- ユーザーが欲しい画像や動画を公開する
- 口コミを徹底管理する
- 店舗にマッチしたカテゴリを設定する
- 店舗サイトとGoogleマップをリンクさせる
- サイテーションを集める
- 定期的な更新を心がける
- 重要!インサイトでの分析と改善
以下では、それぞれのコツについて分かりやすく解説していきます。
1.NAP情報を統一する
NAPとは下記3つの情報を省略した言葉です。
Name → ビジネス名(会社名、店舗名など)
Address → 住所
Phone → 電話番号
Web上にある自店舗のNAP情報を統一することで、サイテーションの効果を得やすくなります。
サイテーションとは「他サイトで言及されたり紹介されたりする回数を増やすことで上位表示化されやすくなる」というMEO対策の代表的な施策です。
サイトごとで表示されているNAP情報が異なると、Googleが同じ店舗の情報だと認識されないため、サイテーションによる効果が得づらくなります。
そのため「番地の記載方法が一致しているか」「半角と全角が交じっていないか」など細かい部分をチェックし、サイトに掲載されているNAP情報を完璧に統一しておきましょう。
2.英語や中国語にも対応する
集客したいターゲットが外国人の旅行者を含んでいる場合は、Googleマップ上の情報を工夫しましょう。
たとえば、検索が想定される外国語でのワードを把握し、説明文に取り入れるなどの対策が考えられます。
ただし、Googleビジネスプロフィールからは多言語での情報を記入できないため、Googleマップ上で設定する必要があります。
3.設定したキーワードとの関連性を高める
キーワードとビジネスプロフィールの関連性を高めるのは重要です。
しかし、関連性ばかりを重視してキーワードを設定すると、かえって上位表示が難しくなります。
たとえば、「東京_美容室」というワードは非常に多くの検索数が見込めますが、競合が多くなるため上位表示しづらくなるでしょう。
そのため、ターゲットを絞りつつ関連性を高める方法が効果的です。
先ほどの例で言うと「渋谷 美容室」「パーマ 渋谷 美容室」などと設定することで競合が減るため上位表示しやすくなります。
自店舗の強みを活かしつつ、競合が少ないワードを選ぶことができれば来店率も高まるでしょう。
4.ユーザーが欲しい画像や動画を公開する
ユーザーが欲しい画像や動画は積極的に公開しましょう。
飲食店であれば、テーブル席の広さや個室の雰囲気など店内の様子を気にするユーザーが多いため、それらが伝わる写真を公開するとよいです。
コツは、ユーザー目線に立って「予約する時に確認したいのはどんなところだろう?」という視点で考えることです。
写真を見たユーザーが魅力的だと思ってくれれば、そのまま予約に進んでくれるでしょう。
また、画像や動画などの掲載はGoogleからの評価も得られるため、上位表示されやすくなるというメリットがあります。
5.口コミを徹底管理する
MEO対策で上位表示を目指すうえで口コミの管理は欠かせません。
口コミについては最優先で考えるべきかもしれません。
口コミを増やすことで関連性、知名度の面で向上を図れるため、上位表示されやすくなります。
しかし、Googleアカウントを所有するユーザーであれば誰でも口コミを投稿できるため、稀にネガティブな口コミが投稿されることもあります。
そういったネガティブな口コミがきた場合は、真摯に受け止めたうえで必ず返信しましょう。
投稿したユーザーは口コミ投稿のみで返信ができないため、口論に発展することもありません。
逆にネガティブな口コミを放置してしまうと、それを見たユーザーからの印象を悪くしてしまいます。
このように、良い口コミにお礼をしたり、悪い口コミに返信したりといった口コミの管理が重要になります。
6.店舗にマッチしたカテゴリを設定する
店舗にマッチしたカテゴリを設定することも大切です。
カテゴリとは、Googleビジネスプロフィールに登録する店舗の業種・業態を示す項目です。カテゴリはキーワードと同じくらい重要な要素であるため慎重に設定しましょう。
カテゴリは「メインカテゴリ(1つ)」を「サブカテゴリ(9つ)」の設定が可能です。サービス内容に合わせ、漏れなく設定しましょう。
7.店舗サイトとGoogleマップをリンクさせる
店舗のホームページがある場合は、Googleビジネスプロフィールにリンクさせておきましょう。
Googleマップの情報を見て、もっと詳しく知りたいと思ったユーザーをホームページに誘導できます。
来店率が増えれば口コミを獲得できる可能性が増えるため、結果的に上位表示にも期待できるでしょう。
8.サイテーションを集める
サイテーションとは、他のサイトやSNSで店舗について言及されたり、紹介されたりすることです。
サイテーションが多くなるほど上位表示されやすくなります。多くの人に言及されるとGoogleから知名度が高い店舗と判断されるためです。
SNS上での言及も効果的なため、店舗アカウントを所有している場合は情報の拡散を促しましょう。
9.定期的な更新を心がける
Googleビジネスプロフィールの投稿機能を活用し、定期的な投稿を心がけましょう。
定期的に更新したい情報は下記の通りです。
- 期間限定メニュー
- 季節限定メニュー
- 人気メニュー
これらに加えて店舗の最新情報を更新し、ユーザーの関心を高めるのも効果的です。
定期的に情報を発信することで、上位表示化、順位のキープなどにもつながります。
そのため、常にお客様に発信できる情報を何か探しておくとよいでしょう。
10.インサイトでの分析と改善
MEO対策で上位表示を目指すうえで重要になるのは、インサイトでの分析と改善です。
インサイトとは、Googleビジネスプロフィールに備わっている無料のシステムで、ユーザーのアクションを詳細に把握できます。
検索順位は日ごとに変化する場合もあるため、インサイトでユーザーの流入数や変動の経緯を分析し、常に改善を図る必要があります。
具体的な分析方法と改善のやり方については次章で解説します。
MEO対策での上位表示には分析と改善が必須
まずはMEO対策をひと通り実施しましょう。
その後、インサイトを利用して下記の情報をチェックします。
- 写真の閲覧数
- ユーザーが何で情報を検索したか
- 検索クエリ(ユーザーが検索したワード)
- ユーザーがとったアクション(電話、ルート検索など)
MEO対策を実施した後にこれらの情報を確認することで、その対策が正しかったのかどうかを把握できます。
検索順位を決定するGoogleのアルゴリズムはブラックボックスであるため正解はありません。そのため、店舗はいくつもの施策を試しながら正解を見つける必要があります。
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まとめ
ここまでMEO対策の基本情報や、上位表示のコツなどを解説しました。
MEO対策で上位表示するためには、継続的な更新や分析と改善が欠かせません。
分析や改善には専門性の高い知識が必要になるので、上手くいかない場合は一度専門家に相談してみても良いかもしれません。
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