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【病院・クリニック様向け】Instagramで集患を成功させる5つのコツ

InstagramSNS歯科医院病院・クリニック

「病院・クリニックもInstagramを活用するべき?」
「病院・クリニックがInstagramで集患する方法を知りたい」

このようにInstagramを活用した集患に関するお悩みを抱えている病院・クリニック様は多いのではないでしょうか?
これらのお悩みを解決するため、本記事ではInstagram集患を活用するメリットや注意点などについて詳しく解説いたします。

    目次

病院やクリニックがInstagramを活用する3つのメリット

病院やクリニックがInstagramを活用するメリットは次の通りです。

1.患者さんとコミュニケーションが取れる
2.無料で集患につながる
3.さまざまな年代にアプローチできる

以下にて詳しく見ていきましょう。

1.患者さんとコミュニケーションが取れる

Instagramを利用することで患者さんとコミュニケーションをとることができます。

コミュニケーションをとることで、クリニックへの信頼性が上がるため、再来院してくれる可能性が高くなります。
また、Instagramはコミュニケーション手段も豊富です。たとえば、ライブ配信、DM、コメントなどがあります。ライブ配信でフォロワーからの質問に答えたり、コメントに返信したりすることで気軽なやり取りができるでしょう。

2.無料で集患につながる

Instagramの機能は、広告以外の機能をすべて無料で利用できます。

適切なアカウント運営を行えば、広告を利用しなくても多くのユーザーにアプローチでき、クリニックの認知拡大にもつながります。
ただし、適当な運営では集患につながらないため、アカウント運営を考えている人は後述する「病院やクリニックがInstagram集患を成功させるコツ」を参考にしてください。

3.さまざまな年代にアプローチできる

Instagramを利用することで、さまざまな年代の人にアプローチできます。

財務省が公表したSNSの利用者割合を見てみましょう。

令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査-財務省

このように、Instagramは10代~30代の利用率が過半数を超えています。およそ2人に1人以上がInstagramを利用しているということになります。とくに20代は78.6%と非常に多いです。
Instagram広告にはターゲティング機能があり、広告を表示させたい年齢を指定することも可能です。広告はビジネスアカウントを作成すれば誰でも利用できるため覚えておくとよいでしょう。

【引用】令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査-財務省

病院やクリニックがInstagram集患を成功させるコツ5選

病院やクリニックがInstagram集患を成功させるコツは次の通りです。

1.ペルソナを明確にする
2.統一感のある投稿を心がける
3.ハッシュタグの選定に時間をかける
4.情報のタイプが異なる場合はアカウントを分ける
5.Instagram広告を活用する

Instagram集患を成功させ、来院率を向上させたい人はぜひ参考にしてください。

1.ペルソナを明確にする

どのような媒体であっても情報発信をする際は、ペルソナを設定することが重要になります。

ペルソナとは、ターゲットをより具体化した一人のユーザー像です。
ターゲットの場合は「20代の女性」となりますが、ペルソナの場合は次のような項目を設定し、ターゲットをより具体的に表します。

性別:女性
年齢:28歳
居住地:吉祥寺
年収:320万円
趣味:ネットフリックスの視聴
家族構成:独身
美容にかける1カ月あたりの金額:5万円

こういったペルソナを設定することで、投稿の内容や方向性を決めやすくなります。またペルソナを意識することで自然とユーザー目線になるため、質の高いコンテンツの作成が可能になります。
ただし、病院やクリニックにとって理想的なペルソナにならないようにすることが大切です。たとえば「病院やクリニックから近い距離に住んでいて、美容にかける金額が高い」といったペルソナはNGです。
ただし、病院やクリニックにとって理想的なペルソナにならないようにすることが大切です。たとえば「病院やクリニックから近い距離に住んでいて、美容にかける金額が高い」といったペルソナはNGです。

2.統一感のある投稿を心がける

統一感のある投稿を心がけ、フィード(過去の投稿が表示されるページ)の魅了を底上げしましょう。フィードが魅力的になればフォロー率が上がるため、集患につながりやすくなります。

統一感のある投稿をする際のコツは次の通りです。

  • ライトを統一する
  • 被写体の角度を統一する
  • 内容のジャンルを統一する

このように、細かいところにこだわることで統一感のあるフィードが完成し、フォロワー獲得につながります。

3.ハッシュタグの選定に時間をかける

Instagramのユーザーは何かを検索する際、ハッシュタグを利用します。

そのため、病院やクリニックに関連するハッシュタグを付けて投稿することで集患につなげることが可能です。
まずは既存の人気ハッシュタグにクリニックを関連付けられないかを確認します。すでに人気のあるハッシュタグであれば、短期間でもたくさんのインプレッション(表示回数)を獲得できるでしょう。

次にオリジナルのハッシュタグを作成します。たとえば「病院やクリニックの名前」「病院やクリニックの地域名」「病院やクリニック提供しているサービスの名前」などが考えられます。
重要なのは関連性です。関連性が低いとインプレッションが増えてもエンゲージメント(ユーザーが起こすアクション)が増えないため集患にはつながりません。

また、あまりに関連性が低いとInstagramのアルゴリズムからマイナス評価を受け、ユーザーに表示される回数が制限されてしまう可能性もあります。
したがって、投稿に記載するハッシュタグは時間をかけて選定することが大切です。

4.情報のタイプが異なる場合はアカウントを分ける

情報のタイプが異なる場合は、別のアカウントを作成しましょう。情報のタイプが違うと、ターゲットが異なる場合があるためです。

別アカウントを作成するかどうか迷った際は、ペルソナを軸に考えてみてください。ペルソナにとって需要が低そうであれば、新たなアカウントとペルソナを設定して情報を発信しましょう。

5.Instagram広告を活用する

Instagram広告を活用することで、アカウント開設から時間が経っていなくても認知度の向上を図れます。

もちろんフォロワー獲得にもつながるでしょう。
Instagram広告は1日1ドルで手軽にはじめることが可能です。また、過去の投稿をそのまま広告としてユーザーのタイムライン上に出稿することも可能なため、効率よく集患できるというメリットもあります。
過去の投稿を利用する場合は、フォロワーから反応のよかった投稿を選択するとよいでしょう。

クリックや病院のInstagram活用事例

Instagram集患で参考にしたい病院やクリニックは次の通りです。

1.なつクリニック
2.尾鍋外科病院
3.レジーナクリニック

以下にて見ていきましょう。

1.なつクリニック

Instagram集患で参考にしたい病院やクリニック:なつクリニック

なつクリニックの参考にしたいポイントは次の通りです。

  • 金額面の記載をしっかりしている
  • 施術中の動画投稿が見やすく分かりやすい
  • ビフォーアフターの写真が多いため参考になる

なつクリニックはInstagramからLINEに誘導し、初診や再診の予約ができる設計にしています。クリニックに関する質問なども受け付けていることからLINEの登録者も増えているようです。
LINEはクローズドな環境で情報提供できるため、来院率が高まるというメリットがあります。ビジネスとして利用できる公式LINE自体は無料で導入できるため、利用を検討してみてもよいでしょう。

2.尾鍋外科病院

Instagram集患で参考にしたい病院やクリニック:尾鍋外科病院

尾鍋外科病院の参考にしたいポイントは次の通りです。

  • 新築移転の様子を投稿してストーリーを作っている
  • 職員の写真を多めに投稿して安心感を演出している
  • 採用を意識して20代職員の写真を多めに投稿している

病院ということもありInstagramの利用者層とはマッチしませんが、新卒採用の観点ではマッチしています。尾鍋外科病院のように、用途によって投稿内容を変えるという視点はとても大切です。

3.レジーナクリニック

Instagram集患で参考にしたい病院やクリニック:レジーナクリニック

レジーナクリニックの参考にしたいポイントは次の通りです。

  • インフルエンサーや著名人を活用している
  • スタッフ紹介や質問回答といったコンテンツが豊富
  • 配置に統一感をもたせてオシャレな見た目にしている

インフルエンサーや著名人を活用することで「有名な人も使っている」という安心感を与えられます。著名人のファンであれば「自分も好きな人に近付けるかも」という心理も働くでしょう。
また、レジーナクリニックは女性専用のクリニックということもあり、オシャレなアカウント作りにこだわっていますので、ターゲット層が似ているクリニックはぜひ参考にしてみてください。

クリニックがInstagramを運営する際の注意点3選

クリニックがInstagramを運営する際の注意点は次の通りです。

1.炎上の対策をしておく
2.医療広告のガイドラインを遵守する
3.ホームページへの誘導がしづらい

上記3点を押さえておけば、失敗後の後悔を未然に防ぐことが可能です。以下にて見ていきましょう。

1.炎上の対策をしておく

Instagramは、Twitterと比べて拡散性が低いSNSであるため大きな炎上にはつながりにくいです。

とはいえ、病院やクリニックは患者さんからの信用が命といっても過言ではないため、投稿や情報発信の際には細心の注意を払う必要があります。
対策としては「投稿前は2重チェックする」「専門性の高い投稿をする際は有識者に監修してもらう」などが効果的です。

2.医療広告のガイドラインを遵守する

Instagram広告を出稿する際は下記の点に注意してください。

  • 誇大広告・虚偽広告の禁止
  • 合理的な根拠を欠く広告は禁止
  • 治療内容や治療効果に関する体験談を記載しない
  • 治療前・治療後写真を説明なしで掲載しない
  • 他の病院やクリニックと比較するような広告にしない

こういった広告の出稿は患者さんからの信頼を失うことにもつながるため注意しておきましょう。広告出稿に不安がある人は、プロへの相談も検討してみてください。

3.ホームページへの誘導がしづらい

Instagramは、TwitterやFacebookのように投稿ページからホームページへ遷移させることができません。

直接遷移してもらうためにはプロフィール文のハイパーリンクへ誘導することが求められます。
そのため、ホームページの予約フォームなどに誘導したい場合は、プロフィール文へ誘導するための訴求文を記載することが大切です。

病院やクリニックが知っておきたいInstagramの活用方法

病院やクリニックが知っておきたい、役に立つInstagramの活用方法は次の通りです。

1.Instagramをサブコンテンツとして活用する
2.一つのサービスに特化したPR活動としてInstagramを活用する
3.ブランディングや認知拡大にInstagramを活用する

以下にて詳しく見てみましょう。

1.Instagramをサブコンテンツとして活用する

何十年も運営している病院の場合、ホームページでの情報発信をメインとしていケースが多いです。

伝統的なイメージを損なわないためにデザインや内容も堅くなっていることでしょう。
しかし、新卒採用などで20代にアプローチしたい場合は、やはりお堅いホームページよりInstagramのほうが訴求力は高いです。
その際、サブコンテンツとしてInstagramを運用すれば、権威あるホームページを活かしつつ、新卒採用を進めることができます。

2.一つのサービスに特化したPR活動としてInstagramを活用する

一つのサービスに特化したPR活動としてInstagramを活用するのもおすすめです。

たとえば、病院やクリニックには小児科、産婦人科、外科などたくさんの科があります。
その中で産婦人科は、20代~30代の女性が利用するため、Instagramでの情報発信に向いています。
このように「何か一つのことに特化する」というのはコンテンツマーケティングの基本でもあるため、覚えておくとよいでしょう。

3.ブランディングや認知拡大にInstagramを活用する

ブランディングや認知拡大のためにInstagramを活用するのも一つの方法です。

ただし、ブランディングや認知拡大を図る際に注意したいのは「Instagramの利用者層とマッチするか」という点です。
たとえば、「当病院の外科と内科の認知拡大を図りたい」という場合、10~30代の女性がメインで利用しているInstagramとマッチしない可能性があります。利用層がマッチしていないとコストの無駄遣いになるため注意が必要です。
高い年齢層にアプローチしたい場合は、FacebookやGoogle広告などを検討するとよいでしょう。

まとめ

美容や肌関連のトラブルに対応するクリニックの場合、若年層が利用しているInstagramとの相性が良いため、高い集患効果が見込めます。

ただし、炎上や薬機法など注意すべき点もあるため、不安を払拭しつつ高い集患効果を得たい場合は、専門家に相談してみても良いかもしれません。

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