Googleビジネスプロフィールの臨時休業マーク・特別営業時間の設定方法を解説
「Googleビジネスプロフィールの臨時休業・特別営業時間の設定って必要？」
「Googleビジネスプロフィールの臨時休業の設定方法がわからない」
「Googleビジネスプロフィールの特別営業時間の設定方法がわからない」
このようなお悩みを抱えているGoogleビジネスプロフィールオーナーのご担当者の方は多いのではないでしょうか？
本記事では、ビジネスプロフィールの臨時休業と特別営業時間の詳細から各デバイスごとの設定手順、臨時休業と特別営業時間の必要性について詳しく解説いたします。
臨時休業や特別営業時間の設定はユーザーへの信頼度向上からGoogleからの評価を高め、MEO対策にもつながるのでぜひ積極的に活用してください。
- 目次
Googleビジネスプロフィールの臨時休業とは？
Googleビジネスプロフィールの臨時休業は文字通り、Googleビジネスプロフィール上から臨時でお店を休業する情報を告知するための機能のことを言います。
臨時休業をGoogleビジネスプロフィール上で告知することで、ユーザーに店舗の休業を伝えることができるので信頼度の向上が期待できます。
臨時休業を設定すると、以下のように赤い枠内に「臨時休業」と表示されます。
Googleでは、店舗を7日間以上休業する場合や特定の季節のみの営業（オフシーズンの間は休業する店舗）などは、この臨時休業の情報を表示するように推奨しています。
参考URL：営業時間を設定する方法、または閉業マークを付ける方法 Googleヘルプ
ですので、例えば、夏しか営業しない海の家や店舗の改装工事でしばらく休業せざるを得ない場合は「臨時休業」を設定することをおすすめします。
臨時休業を設定する際の条件
臨時休業を設定する際に、以下2つの条件に該当する場合に設定を行いましょう。
- 7日間以上の臨時休業をする場合
- 休業する期間が不定な場合
- シーズンおきに店舗を開店する場合
臨時休業の設定方法
以下では、臨時休業を設定する方法を各デバイス（PC、iPhone、Android）ごとに詳しく解説します。
PCの場合
ここでは、PCを活用した臨時休業の設定方法をご紹介します。
- Googleビジネスプロフィールにログイン
- 左メニューバーにある「情報」をクリック
- 右側にある「臨時休業マーク」を選択
- 「このビジネスに臨時休業のマークをつけますか」の内容がポップアップで表示されるので、「休業または閉業のマークをつける」を選択
- 設定完了
iPhoneの場合
つづいて、iPhoneを使った臨時休業の設定方法を解説します。
- Googleビジネスプロフィールのアプリにログイン
※iPhoneで設定を行う場合、ビジネスプロフィールのアプリが必要になります。 - 下部から「プロフィール」を選択、「すべて表示する」をクリック
- 「閉業のマークをつける」を選択し、「休業または閉業マークをつける」をクリック
- 設定完了
Googleビジネスプロフィールの特別営業時間とは？
Googleビジネスプロフィールの特別営業時間とは、年末年始休業や毎週月曜日は定休日といった通常の営業日とは異なる営業時間を設定できる機能のことを言います。
設定できる項目は、日毎だけでなく一時的な営業時間の変更や短縮営業などの設定も可能になります。
上述で説明した臨時休業よりも時間での設定が可能なため、より自由度の高い営業時間の設定が行えます。
特別営業時間を設定する条件
以下では、「特別営業時間」の設定方法について詳しく解説していきます。
こちらでも各デバイスごとに設定手順を解説するのでぜひ参考にしてくてみてください。
PCの場合
ここでは、PCを活用した特別営業時間の設定方法をご紹介します。
- Googleビジネスプロフィールにログイン
- 左メニューバーにある「情報」をクリック
- 「特別営業時間を追加」を選択
※直近での国特有の祝祭日が表示されます。 - 終日休業にする場合、「特別営業時間を確認」を選択して、「定休日」をオンにします。
※臨時休業日や店舗の営業時間が普段と異なる日を入力する場合、「他の日を追加」をクリックし日付を選択します。 - 指定した日の開店時間と閉店時間を記入
※営業時間は朝と夕方で別れる場合は、時間を別々の行で入力します。 - 最後に「適用」をクリックして、設定完了
iPhoneの場合
つづいて、iPhoneを使った特別営業時間の設定方法を解説します。
- Googleビジネスプロフィールにログイン
※iPhoneで設定を行う場合、ビジネスプロフィールのアプリが必要になります。 - 下部から「プロフィール」を選択、「営業時間」をクリック
- 設定したい営業日を入力
- 特別営業時間の開店時間と閉店時間を入力
※特別営業時間の追加をする場合は、「追加」をクリック - 「適用」を選択して、設定完了
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Googleビジネスプロフィールの臨時休業・特別営業時間の重要性
Googleビジネスプロフィールを運用しているオーナーにとって、臨時休業や特別営業時間の設定を面倒と感じる人も少なくないと思います。
以下では、臨時休業と特別営業時間の設定の必要性について解説します。
設定を億劫だと感じている方はぜひ以下の内容を読み進めてみてください。
信頼度の向上
臨時休業と特別営業時間を設定する重要性の1つ目に「ユーザーからの信頼度の向上」が挙げられます。
来店を検討しているほとんどのユーザーは、Google検索で「地域 ランチ」「地域 ディナー」のように「地域＋目的」の検索キーワードで店舗情報を調べると思います。
Googleビジネスプロフフィール上に臨時休業や特別営業時間を設定することで、ユーザーに対して正しい情報を届けることができるので店舗に対する信頼度を向上させることができます。逆に、休業や営業時間の変更を行っているにも関わらず、ビジネスプロフィール上の情報を変更していないとユーザーが誤って来店してしまい、店舗へのイメージダウンにつながってしまいます。
さらに最悪の場合、クレームや低評価の口コミが投稿をされてしまう可能性もあるので、店舗に関する情報は常に新しいものを更新していきましょう！
Googleからの評価が上がる
臨時休業と特別営業時間を設定する重要性の2つ目に、「Googleからの評価が上がる」ことが挙げられます。
Googleビジネスプロフィール上に掲載する情報が正しければGoogleからの評価が上がり、自社店舗の情報がGoogle検索やGoogleマップ上位に表示される可能性があります。
逆に、正しい情報が掲載していないとユーザーからの批判的な口コミ投稿やレビューによってGoogleからの評価が低下してしまう恐れがあるので、常に正しい情報を設定するように心がけましょう。
電話応対での手間を省く
臨時休業と特別営業時間を設定する重要性の最後は、「電話応対での手間を省く」ことができる点です。
Googleビジネスプロフィール上で営業時間や臨時休業が正しく設定されていない場合、ユーザーは「このお店は今空いているのだろうか」「何時まで営業しているんだろう」と疑問をもたれてしまいます。
そうした疑問を持ったユーザーは多くの場合、電話やメールによるお問い合わせをするでしょう。
Googleビジネスプロフィール上で営業時間や臨時休業日を正しく掲載することによって、電話やメールなどのお問い合わせによる手間を省くことができます。
店舗の繁忙時期などを考えると事前に営業時間や休業日を設定することでスムーズな店舗運営が実現できるでしょう。
SNS発信よりも情報発信にすぐれている
店舗オーナーの中には、店舗の休業や営業時間の変更をXやFacebook、InstagramなどのSNSのみで情報発信する方もいると思います。
しかし、SNSのみで定休日や休業時間を告知することは本当に店舗に訪れたいユーザーに対して適切な情報を届けられない可能性があるためおすすめしません。
SNSの特性上、情報を配信するとアカウントをフォローしてくれているユーザーやフォローユーザーに関連したユーザーに情報が発信されます。つまり、潜在的なニーズを持っているユーザーに対して情報が届けられるわけです。
一方、Googleビジネスプロフィールであれば「今まさに店舗に訪れたいユーザー」「近くで店舗を探しているユーザー」といった顕在的なニーズを持っているユーザーに情報を発信することができます。
当然、正しい情報を発信すべきは「顕在的なニーズを持っているユーザー」になるので、臨時休業や営業時間の変更は、SNSだけでなくGoogleビジネスプロフィール上での設定も行ったほうがよいといえます。
SNSのみで営業時間の配信を行っている方は、Googleビジネスプロフィールでの設定も行うようにしましょう。
Googleビジネスプロフィールの休業や営業時間の情報が変わる理由
Googleビジネスプロフィールの臨時休業や営業時間を設定したにも関わらず、きづいたら情報が変わっていたなんで経験はないでしょうか？
これは、第三者からの変更・修正が行われている可能性が考えられます。
Googleビジネスプロフィールの仕組み上、設定権限のあるオーナー以外に第三者の一般ユーザーでも設定や変更が行えるようになっています。
一般ユーザーがビジネスプロフィールにログインをしているわけではなく、Google検索で表示されるGoogleビジネスプロフィールのナレッジパネルから「情報修正の提案」送信されます。
変更が行われた場合、オーナーのメールアドレスに「通知」が届くので、情報が正しくない場合は内容を破棄するようにしましょう。
そうすることで変更される前の情報に戻ります。
何度も変更が加えられたり、悪害をしてくるユーザーがいる場合は、Googleビジネスプロフィールのヘルプからお問い合わせで相談するようにしましょう。
臨時休業が「定休日」と表示される場合
特別営業時間を設定した場合、ビジネスプロフィール上では「定休日」と表示されます。
この現象は、Googleビジネスプロフィールの情報がユーザーにとって「今知りたい情報」を表示させているために起こっています。
特別営業の日がすぎると元の定休日に反映がされるので安心してください。
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まとめ
Googleビジネスプロフィールにおける臨時休業を設定することで、Googleビジネスプロフィール上にわかりやすく「臨時休業や閉業のマーク」を表示させることができます。
また特別営業時間の設定では、年末年始や盆休みなどの祝祭日に営業時間の時間短縮を表示させることができます。
これらの設定を行うことで、ユーザーへの信用度の向上やGoogleへの評価を上げることにつながるのでMEO対策も期待できます。
逆にこれら設定を正しく行っていないと企業ブランドの大きな損失に繋がってしまう可能性があるので、設定を積極的に活用するようにしましょう。
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